7年目に入りました
NPO法人 フードバンクイコロさっぽろは7月から7年目に突入しました✨
代表である片岡から改めて振り返りつつ感謝をお伝えしたいと思います。
2018年1月、雷に打たれたように「自分がフードバンクをやっていいのかも。いや、いいよね!」となぜか強烈に思った私。
食品は最後に焼却処分されるのではなく、流通の最後にフードバンクに行き着くことが当たり前の社会にしたい。その想いで活動スタートしました。
それまで怖くて全くやっていなかったSNSをスタートし、クラウドファンディングのお金で中古の棚を5台購入して自宅の空き部屋に並べ、台車を買いました。2018年7月、NPO法人として設立しました。
当時、熱い想いと意気込みだけでまだ実績も連携も後ろ盾も何もない私を信頼して応援してくれた皆さんありがとうございました。
それからたくさんの方に支えていただき、おかげさまで7年目を迎える事ができました。
一番のピンチは、2年目に自宅倉庫が手狭になって物件を借りて引越しし、敷金礼金と家賃を払い3か月後に団体の残高が3万5千円になった時でした。
もうだめかも知れない…。と思いましたが、そのタイミングで奇跡的に大口のご寄付をいただき活動を継続できました。
今では職員7名、ボランティアさん60名、法人サポーター・個人サポーター・寄付サポーターの皆さんに協力していただき活動しております。
初年度2トンだった食品取扱量はフードバンクイコロさっぽろとして54トン
北海道フードバンクネットワークとして36トン
になりました。
でも、まだまだフードバンクが流通経路の最後に組み込まれるのが当たり前の社会にはなっていません。
日本の年間の事業系食品ロス279万トンのうち全国のフードバンクの取り扱い量は1万トンにすぎません。
という事は、のびしろ300倍なんです。
一方で、日本の貧富の差は広がり続け、物価高による生活苦の声は日々増え続けています。
フードバンクから見えている人々の生活ぶりは2018年からどんどん厳しさを増しています。食のセーフティーネットの構築がフードバンクイコロさっぽろのもう一つのミッションです。
これからも続く挑戦にご賛同いただける方は、ぜひサポーターとしてご協力お願いいたします。
詳しくはこちらをご覧ください。
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