シンポジウム「ご報告」と「ご感想」

いつもフードバンクイコロさっぽろのブログを読んでいただき、ありがとうございます。

フードバンクイコロさっぽろに北海道フードバンクネットワークの事務局が置かれており、シンポジウムは北海道フードバンクネットワークと株式会社マイファームが共催し、農林水産省北海道農政部の協力で行いました。


【1月23日シンポジウム】
【1月24日フードバンク研修会】

今回、たくさんの方から貴重なお話を発表いただく形でシンポジウムを開催でき、おかげさまで大変充実した内容となりました。

会場には企業・行政・個人の方・フードバンク関係者が計80名近く集まり、それぞれの発表に耳を傾け、名刺交換の時間では交流をはかりました。


🍀講師の米山さんからは、企業の生き残りを左右する社会貢献にまつわる最近の状況について具体的にお話ししていただきました。SDGsを意識した経営戦略がなぜ今必要なのか、企業側の視点と、寄贈を受けるフードバンクの立場で意識する広報の在り方など、ヒントが多く詰まっていました。

🍀フードバンク富良野二宮さん、フードバンクくしろ本間さんからは各団体の活動紹介をしていただきました。

🍀企業実例紹介は
株式会社ローソン様、イオン北海道株式会社様、札幌トヨペット株式会社様より行っていただきました。

🍀寄贈する際の税制上の優遇については、農林水産省北海道農政部より詳しく説明がございました。

🍀グラフィックレコーディングはフフジカン水口綾香さんが✨✨

そしてそして、お越しいただいた皆様ありがとうございました!


【ご感想】(一部抜粋)

・新たな情報収集ができ、また、関係者とのネットワークができました。貴重な機会を設定していただきありがとうございました。


・加盟団体の実情や企業からの支援実例など、多岐にわたる内容で聴き応えがありました。


・貴重なお話、ありがとうございました。良くも悪くも企業側の考え方とフードバンク側の考え方は必ずしも一致するものではなく、双方がお互いをしっかりと理解した上で活動を行うべきだと改めて感じました。シンポジウムの中で「企業がまず出来るのは食料寄付をすること」とありましたが、闇雲にただ寄付品を押し付けるような形にならないよう、しっかりとコミュニケーションも取っていくことが重要だと考えます。フードバンク側としても「企業が寄付をしたくなるような」動き・付加価値があればもっと寄付が増えるのではと感じました。


・大変勉強になりました。子どもの貧困の観点から拝聴させていただきましたが、どのように関わることができるのか考えていきたいと思います。

ありがとうございました。


・企業とのコラボ大変良かったです。必要とされる方、社会貢献をしようとする企業の仲立ち

をするのが北海道フードバンクだと確認しました。水口さんが防災の観点からフードバンクにかかわっていることを知りました。


・たいへん有意義な時間を過ごせました。団体発足までの道内のフードバンク事業の苦労を知り、その頑張りに感動しました。気持ちだけでやっていけるわけではないと思いますが、やはりフードバンクで困窮者を助けたいという強い意志が活動を続ける大きな動機になっているのだとわかりました。SDGsの話も面白かったです。いまの大学生の9割がSDGsを知っているというのは、時代の大きな変化でたいへん喜ばしいことだと思いました。やはり今後の地球環境をどうにかすることは、若い人たちにとっても重要課題なので、もっと私たちも頑張らなければと思いました。

また、各企業の取り組みを知れたことも良かったです。ローソンやイオンという大手企業がフードドライブをやっているともっと世間に認知されたら、フードバンクの活動も広がるんじゃないかと思いました。こんな素晴らしいシンポジウムに無料で参加できるなんて幸せだなと思いました。このような場を設けてくださり、ありがとうございました。


・各フードバンクさんの取り組みや、どのような形で始まり継続しているかが、こども食堂運営者としてもとても参考になりましたし、フードバンクを試行錯誤して良い方向へ舵きりしている方々の力をこれからも借り続けたいとも思いました。寄贈者へ『取りに来て』は失礼という話しは社会の共通認識に是非是非していきたいです。


・フードバンク事業の取組みやご苦労などを知る大変良い機会をいただきありがとうございました。企業を巻き込みながら仕組みづくりをされ、フードロスや食育、困窮という多方面に働きかけて活動されていること、改めて片岡さんの行動力に感動しました。また、グラレコという手法を取り入れての議事録作成は斬新だと思いました。人のつながりの中から生まれる発想なのかもしれませんね。


・大変参考になりました。またパネリストの方からも様々なヒントをいただきありがとうございました。


・あたたかい言葉や表現がステキなメッセージがたくさんありました。ありがとうございました。


・タイムキーパーや事務局の方達の動きがとても素晴らしくチームワークの良さをひしひしと感じました。司会の松崎さんの絶妙な進行、片岡さんのわかりやすく丁寧なご説明、

米山さんのお話はそのまま企業に伝えたい内容、ローソン様、イオン北海道様、アンビシャスグループ様、の、企業の取り組みや質疑応答はとても勉強になりました。

税理上の優遇措置についてはまた、別途企業向けに説明会を開催していただきたいくらいです。全体を通してとても勉強になりました。ありがとうございます。


・どのようにして、拠点どうしが結びついたのだろう〜と思っておりました。片岡さんの話し、他拠点さまの話しを聴きまして学ばせて頂きました。子ども食堂を作らないかと自治体に話して実践されたり、富良野も知り合いに知らせたいです。また、ローソンさまのレジ袋、イオンさまの取り組み、驚いたのはアンビシャスさまです!他にもたくさん!伺いまして良かったです。誠にありがとうございます。


・現在、こども食堂、ひとり親支援をさせていただいております。本日は、企業様、フードバンク様のフードロスを無くし、困窮家庭に届けたいという想いに触れ、自身もその一助となれる様、今後とも活動の場を増やしていきたいと思います。廃棄される食料が大量にある反面、給食のみが1日の食事という子もいるという矛盾を、今日のお話しにもあったSDGsの観点からも変えていかなければと思いを強くしました。現在、某企業様より主に生鮮品の支援をしていただいております。大変感謝しておりますが、野菜などは痛みが激しい物もあり、多くを廃棄しています。支援をしていただいているのに、廃棄する物が多いという事に胸が痛みます。生鮮品の扱いなどについても一定のルールがあるといいなと思っています。


・様々な活動紹介を聞いて、弊社が連携することで今まで以上によくなることがあるのでは?と感じたことがありました。後日、個別に連絡させていただきたいと考えております。


・フードバンクの取り組みについてお話しを伺ったのは初めてでして、仕組みや課題感などを伺うことができ、さらに理解が深まったと感じております。弊社ではイコロさっぽろ様とお取組みをさせていただいておりましたが、今後もお取組みを引き続きさせていただきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。


<ご参加いただいた皆様、そしてご感想いただいた皆様、ありがとうございました>

NPO法人 フードバンク イコロさっぽろ

北海道札幌市を拠点としたフードバンク。 卸・小売業、生産者の方、ボランティア活動にご興味のある方、お気軽にお問合せ下さい。 現在、食品の提供をしていただける企業、農産者の方を募っております。

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