フードバンクは通販ではない、ということ
こんにちは、フードバンクイコロさっぽろのブログを読んでいただきありがとうございます。
さてさて、今日は驚く内容のハガキが届きました。
そのことについて書きたいと思います。
匿名で来たものでしたので、こちらから直接お話することもできません。
ブログを読んでもらえるのを期待しつつ書きたいと思います。
そのハガキを目にしたのは、今日の朝出勤した時でした。
あまりの内容に言葉を失いました。
それは、「同じ食品が2袋入っていた。前にも入っていたのに。」
「アルファ米にお米本来の味がしない」
「ゴミとして捨てるのにもゴミ袋代がかかるのに」
といった内容でした。
本当にショックでした。
きっとこの方には全く想像ができないのだと思いました。
・善意で集まった色々な企業や個人の方からの食品。
・それを無償ボランティアで運んだりパッキングする人たち。
・そして、送料を寄付してくれる皆さん。
どんなにたくさんの人々の想いで小包が届いているのかを。
今回のハガキを匿名で送ったあなたへ。
もっと他に食品を必要としている方がいます。
どうか次回から小包のお申し込みをご遠慮ください。
フードバンクは通販ではなく(そもそもお金も頂いておりませんし)、日々の食べ物に困っている方へ届けるための活動です。
「匿名」で上記のような内容の文章を送る事。
そして高圧的な内容に驚くばかりでした。
本当に食糧を必要としている方にしっかりとお渡しをしていくのが私たちの役目だと思っています。
そのため、平常時には連携機関からの紹介がある方のみへお送りしています。
大変な想いをしている方が多いコロナ禍で、今年は特別にフードバンク小包のお申込フォームをオープンにして自己申告でお申込みできるようにしています。
このような必要性が低い方からのお申込みが続く場合はお申込みフォームの設置の是非も検討していかなければならなくなります。
そのあたりの想像もしていただけましたら幸いです。
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